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サマーウォーズ観てきました。
その後いろんな感想や批評を見て、自分なりに思ったことを書いておきます。 ネタバレありですのでご注意を! ・サマーウォーズは頭をからっぽにして楽しめる人用 この作品の感想を見ていると、ここが納得いかないとか、現実的にありえないとか、荒探ししている人も結構いました。また、そういう感想はどちらかというと「男性」に多くて、なるほどと思いました。 細田さんのインタビューによると、OZの世界やアバターは主に少女向けにデザインされているそうです。また、夏希の変身シーンは、セーラームーン(=少女向け)を意識されたそうです。そして、目にも鮮やかなバトルシーン(キングカズマの肉弾戦や花札勝負など)。こちらは一目でどのような状況なのかが良く分かり(ルールなどは知らなくても、今押されている!とか優位だ!とかが分かりやすい。)、ハラハラできる、少年向けだと思っています。 つまり、この映画は、細々と解析をする人たち(上で挙げた「男性」に当たります)じゃなくて、いろいろな世代の人に観てもらうための作品なんですよね。 そりゃあ、私も「んん?」と思ったところはありましたが、そこにばかりこだわっていて楽しめないのは、すごくもったいないですよ。 細かいところはあえて気にしないで、「ここは感動してください」とか「ここはハラハラしてください」に素直に従っていくと、実に様々な要素が詰まった作品だ!と思えます。(逆に、個人的には要素がちょっと多すぎじゃないかとも思いましたが。) これがもし全編推理物だったら、視聴者に重箱の隅をつつかれるのはまずいですけどね。これは家族の繋がりとネットの繋がりの話なので、それを描くための設定なら、多少辻褄が合わなくなっても私はバッチコイです。 ・これは、新しいウォーゲームだ 「デジモンという要素をとっぱらって、オリジナルでどこまでウォーゲームを再構築できるか。」 そしてできたのがサマーウォーズだ、という意見があって、すごく感心しました。 実際会ったことのない人の優しさを借りて、(現実での繋がりがある)パートナーと共に頑張る、という点が同じですよね。 細田さんの作品は、メインのテーマは違えども、どれも人と人(デジモン)の繋がりを描いているんですよね。時かけもオマツリも。そこに「細田演出」が入るから、次も絶対おもしろいだろう!って期待してしまうんですよね。(時かけが最初の出会いだった新参者がすみません。)そういう点が、私にとっての細田作品の魅力だと改めて思いました。 ・アナログでもデジタルでも、大切なのは人との繋がり おばあちゃんの遺言って、こういうことですよね。そしてその教えを、自ら実行してきたおばあちゃん。大人になって、たくさんの友人を持ち続けることが難しいと感じてしまった今、おばあちゃんがより立派に見え、電話をかける姿にうるうるしてしまいました。 OZの世界やそこでのバトルもかなり楽しめましたが、さらに力を入れているだろうなあと感じたのは、上記のおばあちゃん関連や大人数での食事シーンでした。「家族」が世界の異常に立ち向かう話だから、家族の繋がりはより強い方が良いです。 だからといって、リアルは味方、ネットは敵、としている訳でもなくて。 どうもオフラインは良くてオンラインはダメという雰囲気がある現代ですが(新聞やニュースを見ているとそう思ってしまうよ…)、この映画はどちらも肯定しているんですよね。最終的にはどちらも同じ人間(オンラインでアバターを操っているのも、オフラインに居る「人間」。)ですし、どっちが悪いということではないんですよね。だから、悪役をAI(人間じゃないもの)にしたのは良かったと思います。 長々と、毎回下手な感想ですみません; できるだけ上手に書こうとしてお腹が痛い(^^;)私は文章に向いてない… 最後に、カズマの人気がすごくてびっくりしました(笑) 細田さんが狙った結果だと知ってさらにびっくりしました(笑) カズマは絶対良いお兄ちゃんになるよ~ ;-)
by nanaco175
| 2009-08-07 19:38
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